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サービス紹介

アクセシビリティ対応

WCAG2.2に基づいた、アクセシビリティ診断とサイト改修

誰もが使いやすいWEBサイトに
WCAG2.2に基づいた
アクセシビリティ診断とサイト改修

アクセシビリティとは、利用者の身体的・能力的な特徴や環境に左右されず、誰もが等しく利用できる状態を目指す考え方です。WEBサイトにおいては、誰でもそこにアクセス・操作が可能で、正しく情報が読み取れること、ということになります。日本では2016年に障害者差別解消法が施行されたことがきっかけで、自社のWEBサイトのアクセシビリティを見直す動きが活発になりました。専用ツールを用いたWEBサイトの「アクセシビリティ診断」から、実際の改修と再診断までトータルに対応いたします。

WEBサイトのアクセシビリティとは

音声による支援

WEBサイトは視覚的に情報を伝えるものなので、目の不自由な方に対するアクセシビリティの向上が最も重要な点となります。音声を使って情報を伝える機能が備わっているかどうか、そしてそれが充分に使いやすく、サイト上の情報を網羅できているかがポイントになります。

目の不自由な方がWEBサイトにアクセスする際、多くの場合は「スクリーン・リーダー」というソフトを利用します。WEBページ上に表示されているテキストを順に読み上げるソフトウェアで、WindowsやMacOSに標準で搭載されているものと、別途購入して導入するアプリケーションがあります。

WEBサイトのアクセシビリティについて検討する際には、まずこのスクリーン・リーダーを実際に使ってみることをお勧めしています。目で見ることを前提にした情報というのは、単純に音声に置き換えただけでは非常に扱いづらいものだと分かります。

もちろんスクリーン・リーダーは、目の不自由な方が正確に情報を得られるように、あらゆる工夫を凝らし必要な機能を備えています。問題なのはWEBサイト側の構造と配慮の方にあり、以下のような課題が代表的です。

  • 掲載されている画像に説明がない(リーダーではただ「画像」と読み上げられてしまう)
  • ボタンやリンクに説明がない(目が見えないと何が起こるか分からない)
  • 各部の役割や重要度が伝わらず、飛ばし読みができない

これらの課題は、WEBページの構造の見直し、情報の追加、各部の設定などで解決することができます。しかし「誰でも使いやすい」WEBサイトを目指すには、他にも多くの対策が必要です。

その他の対策

例えば動画を掲載した場合、動画に音声があれば動画自体が見えなくても情報は伝わるだろうと考えがちですが、目を閉じて動画を再生してみるとその不自由さが分かります。少しでも情報を正しく伝えようと考えたら、画面に何が映っていてどんな動きをしているのかを言葉で伝える必要があります。また「耳の不自由な方」への配慮を考えると、動画の内容を説明するテキストも必要です。WEBアクセシビリティでは、WEBサイトで利用できる種々のメディアを網羅的に利用して、「穴」を塞いでいくという考え方をします。

通常とは違う知覚を持った方に対する配慮も求められます。色のメリハリが少なくのっぺりしたデザインだと、すばやく文字を読み取れない場合があります。逆にビビットで目立つ色を使いすぎたりコントラストが強すぎると、視覚的刺激が負担になってしまうケースもあります。

閲覧中に情報が置き換わったり、構造が変化するような「動き」は、アクセシビリティの観点からは「課題」となります。こうした動きに敏感で、負担を感じる人もいるからです。

文章の構成・構造についても配慮が求められます。見出しや注釈を適切に利用し、文章全体の構成を分かりやすく伝える必要があります。細かい構造にも気をつける必要があります。同じ単語が短い範囲に頻繁に使われると読みやすさを損ないます。文章が長い場合は、適切な長さに分割して段落を分けるなどの工夫をします。

トレードオフを踏まえて

ここまでご紹介した内容は、高いレベルでのアクセシビリティ対応を前提とすると、ほんの一部の対策になります。全ての対策を実行するには、相当な労力が必要です。

WEBサイトのアクセシビリティ対策には、トレードオフが存在します。「見てもらうこと」を前提にすれば、装飾や演出はとても重要な要素です。しかし「アクセシビリティ」を前提にすると、好ましくない要素として捉えなければなりません。弊社ではこうした「アクセシビリティのトレードオフ」をお客様と共有し、方針と対応の範囲をしっかり固めて進めることをご提案しています。この方針を定める上でも、これからご説明する「WEBサイトのアクセシビリティの指標」は重要です。

WEBサイトのアクセシビリティの指標

WCAGとJIS X 8341-3

WCAGとは「Web Content Accessibility Guidelines」の略で、W3Cが定める国際的なWebアクセシビリティのガイドラインです。現在の最新版はWCAG2.2で2023年に勧告されました。内容は「知覚可能」「操作可能」「理解可能」「堅牢」の4原則と、その下にある評価項目で構成されます。適合レベルは達成度に応じて「A(最低限)」、「AA(推奨・実務標準)」、「AAA(最も高い水準)」の3段階が定められており、多くのサイトではAA準拠が目標とされています。

日本におけるウェブアクセシビリティの標準規格は「JIS X 8341-3」ですが、これはWCAG2.0 を基盤に国内向けに整備されたものです。行政機関を中心に遵守が求められ、評価方法や試験手順が提供されています。適合レベルも「WCAG」と同じくA・AA・AAAの3段階で、多くの公的サイトは「AA達成」が目標とされています。企業サイトでも指針として広く参照されています。

これらのガイドラインに対して、WEBサイトが各項目に達成しているかどうかを評価します。例えばWEBサイトを「WCAG2.2 AA準拠」とするためには、厳密にはAAの評価項目全てをクリアする必要があります。ここで大事になるのが、前述させていただいたお客様自身の「WEBアクセシビリティ対応の方針」です。

何をどこまで対応するかは、お客様次第

WEBサイトに掲載されている情報やその特性を踏まえたとき、基準を達成することがWEBサイトの価値と両立しない評価項目はたくさんあります。これは、アクセシビリティという考え方そのものの難しさもありますが、WEBという技術とその使われ方が、現在のアクセシビリティやユニバーサルデザインの考え方を考慮していない、という方が大きな原因です。WEBも、そのアクセシビリティの指標も、どちらもまだ発展途上なのです。

WCAG2.2では、適合レベルをWEBサイト上に表記する際、「達成していない評価項目」があればその項目と説明を掲載することを推奨しています。つまりガイドライン自体が、評価項目全ての達成が必ずしも重要であるとは捉えてないということです。弊社では「達成していない評価項目」をWEBサイトに掲載する際には、その理由を併記することをお勧めしています。この根拠となるのが、お客様自身の「WEBアクセシビリティ対応の方針」です。そのWEBサイトの社会的価値を守りあるいは発展させていくための、アクセシビリティ対応が重要だと考えています。

費用について

WEBアクセシビリティ診断のご参考費用
※横スクロールしてご覧ください
ページ数 WEBサイト評価内容 改修提案 工期 費用目安
〜30ページ 内部構造の評価(内部SEO) 0.5ヶ月〜 15万円〜
80ページ程度
CMSあり
内部構造の評価(内部SEO)
セキュリティ面での評価(チェックリスト)
1ヶ月〜 25万円〜
80ページ程度
CMSあり
内部構造の評価(内部SEO)
インターネット上での評価(外部SEO)
1.5ヶ月〜 40万円〜

上記は、WEBアクセシビリティの診断と改修提案を行うまでの参考費用です。改修作業についての費用は含まれておりません。

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