COMPONENT TECHNOLOGIES
要素技術のご紹介

three.js
スリー ジェーエス

three.jsは、ブラウザ上で3D表現やインタラクティブなWebコンテンツを実装するためのJavaScript 3Dライブラリです。WebGLの処理を抽象化し、シーン・カメラ・ライト・マテリアルなどの概念で扱えるようにします。オープンソース(MIT License)として公開され、mrdoob(Ricardo Cabello)とコミュニティにより保守されています。

歴史と背景

three.jsは、ブラウザで3Dを扱う手段がまだ限られていた時期から発展してきた、Web 3Dの代表的なライブラリです。WebGLの普及とともに「プラグイン不要で3Dを動かしたい」というニーズが増え、デモ・プロトタイプから実案件まで幅広い用途で使われるようになりました。近年はglTFなど標準的な3Dフォーマットの普及、WebGPUなど新しい描画APIの登場も追い風になり、3Dを“特別な表現”ではなく“WebのUI/体験の一部”として組み込む流れが強まっています。three.jsはこの流れの中で、学習資産やサンプル、周辺ツールが豊富なこともあり、採用・検討のしやすさが大きな強みになっています。

特徴

three.jsの特徴は、WebGLを直接触らずに、3Dを「シーン」「カメラ」「ライト」「オブジェクト」といった分かりやすい概念で扱える点です。これにより、3Dの専門知識が深くなくても、段階的に表現を積み上げられます。実装面では、ジオメトリやマテリアルの基本表現に加え、影、フォグ、環境光、ポストプロセスなど“見栄え”に直結する要素を拡張しやすい設計です。さらに、glTF等のモデル読み込み、アニメーション、レイキャスト(クリック判定)など、インタラクションの実装に必要な機能が揃っています。

制作・運用の観点では、UI側と組み合わせて「3D+UI」の体験を作ったり、既存サイトの一部に3Dを差し込んだりと、導入の仕方を選びます。一方で、3Dは端末性能や描画負荷の影響を受けやすいので、最適化(ポリゴン数、テクスチャ、描画回数、アセット配信、LODなど)や、アクセシビリティ/フォールバック設計が重要になります。three.jsは実装の自由度が高いため、要件と実際の利用シーンを踏まえた設計が、ユーザーのWeb体験に大きく影響します。


詳しい情報をご希望の方

当ページにてご紹介させて頂いている 「three.js」 について、ご質問や、プロトタイピングをご希望の方は、以下のボタンよりお問い合わせください。

技術についてお問い合わせ
お問い合わせはこちらから

こちらのフォームに必要事項をご記入の上、お問い合わせください。